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断熱材の性能は施工技術がカギ | 家づくりのこだわり
2019年08月15日 家づくりのノウハウテクノストラクチャー断熱材興和テクノホーム
こんにちは、興和テクノホームです。
8月に入り、暑さがさらに増してきました。
熱中症を防ぐためにもエアコンが欠かせませんね。
しかし、気になるのは光熱費。
できる限り電気代を抑えながら快適に過ごせるとより良いですよね。
今回はお家に採用する断熱材についてお話ししたいと思います。
断熱材の種類は、大きく分けて「繊維系」と「発泡プラスチック系」の2つが存在します。
「繊維系断熱材」は、細い繊維が絡まりあった断熱材で、繊維と繊維の間に取り込んだ空気の層が断熱の効果をもたらします。
フェルト状、わた状、ボード状などの形状に加工されています。
原材料はさまざまなものがあり、グラスウール(ガラス)やロックウール(鉱物)、セルロールファイバー(植物)等が挙げられます。
一方、「発泡プラスチック系断熱材」は、プラスチックを発泡させることで、細かい気泡を含ませ、気泡に取り込まれる空気が、断熱の効果を発揮します。
ボードタイプと、現場でスプレーのように吹き付けてその場で発泡させるタイプがあります。
原材料はポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、フェノールフォーム等があげられます。
繊維系断熱材よりも発泡プラスチック系断熱材の方がコストが高いですが、それに見合う断熱性能を持っています。
断熱の工法には、充填断熱工法と外張断熱工法が存在します。
充填断熱工法は柱などの構造材の間にボード状又はシート状の断熱材を入れたり、吹込み充填したりする方法です。
壁の内側の空間を利用するため、支持材などで新たに断熱用のスペースをつくる必要がなく、比較的低コストで施工できます。
外張り断熱工法は主にプラスチック系の断熱材を、壁や屋根の外側から施工するもので、すき間ができにくく、結露しにくいことが利点ですが、コストは充填断熱工法に比べ高くなります。
当社では繊維系断熱材はロックウール、発泡プラスチック系断熱材は硬質ウレタンフォーム(アクアフォーム)を採用しています。
ロックウールは岩石などを原料としていて、撥水性が高いため水に濡れても乾きが早く、断熱性が損なわれにくいところがポイントです。
硬質ウレタンフォームはポリウレタン樹脂を発泡させた断熱素材で、対象物に直接吹き付けて断熱層を作ることができます。
なかでも、当社が採用している現場発泡硬質ウレタンシェアNo.1のアクアフォームは機密性の高さに特徴があり、吹き付ける部分の形状にぴったりと密着し、強い接着力により長い年月の間、断熱性能を持続することができます。
外張り断熱はパネルタイプのくるみ~なを採用しています。
くるみ~なについては以下を参考にしてください。
断熱性を高めて、冬の寒さをブロック| 興和テクノホームのライフスタイルの提案
コストや性能でまとめると以下のようなイメージです。
ロックウール(充填断熱)> アクアフォーム(充填断熱)> くるみ~な(外張り断熱)
高い断熱性能のためには工法や素材にこだわることが大切ですが、それ以上に大切なことは施工技術がしっかりしているかです。
施工技術がない業者が、コストの高い工法や素材で施工しても、その性能を十分に発揮することができないこともあります。
性能は施工により左右されるので業者を選ばれる際は注意が必要です。
当社は、豊富な施工実績により、確かな施工技術を持っております。
まずは、ご相談ください。

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